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tubaki's logbook

トリビアより役に立ちません

満足はしているけど、更に高みに登って欲しい

著者の増井さんという方は知る人ぞ知る日本語入力の第一人者だという事ですが、お恥ずかしながら僕はbackspace.fmというpodcastでこの増井さんがゲストに出てきた回を聞くまで知りませんでした。 何でもガラケーの日本語予測システムを開発された方だと言う事で、確かにiPhoneの日本語入力システムは今イチで、フリック入力があるから今はそんなに気にならないですが、当初は予測変換がしょぼくてイライラしていたのを思い出します。あれはガラケーのシステムが優秀だったからこそ、イライラしてたんですね。

そんな増井さんの著著にあたるこの本はなんといえばいいのでしょうか、サブタイトルの「ユーザーインターフェースの心理学」という言葉から連想する、ガラケースマホの次に来る第3の携帯のインターフェースを考える、といった内容ではありませんでした。携帯に絞らず、コンピューターのインターフェースに対する増井さんのアプローチの思考と実践を紹介するガイダンス・・・?といっていいんでしょうか。なのでちょっと肩すかしを食らう気分になりました。でも、次第に如何により便利にコンピュータと向き合うかを実践し、そのサービスを何個も公開しているという事を読むにつれ理解出来てきて、なんか素直に敬意をだくし、未熟ながら自分でもなんか考えてみるかといった前向きな気分になります。結構不思議な本ですね。